社員インタビューInterview
R.K.
ファイナンスセンター セルマネジメントディビジョン
2009年9月 PFP(株)キャリア入社
経理職としてのキャリアアップを目指し、経理業務に特化した会社へ
前職では、出納から決算、税務業務まで、経理としての業務を全般的に経験できていたものの、サービス部門のサポートという役割が強く、経理職としてのキャリアアップに不安を持っていました。
また、24時間365日稼働していることがあり、不規則な勤務体制や長期休暇を取得することも難しい環境で、公私のバランスが取りづらいという点も悩みの一つでした。
そんな時に、パナソニックグループ内の経理業務シェアードサービスを推進する会社が設立されたことを知り、新たな環境にチャレンジしようと思い、入社を決めました。
複数業務でのコミュニケーション、新たな発見
現在は、担当事業会社の会計業務と、パナソニックグループ各社からの従業員問合せ対応に関する業務改革を主に担当しています。
日常は経費・マスタ管理を中心とした一般会計業務を担当しており、全部門に共通する処理と特定部門や組織でのみ発生する処理との違いも理解しつつ、自身の知識向上にもつなげています。
日常業務以外では、年間を通じてSOX対応も担当しています。
監査時には担当外の業務についても資料準備や運用説明を行うだけでなく、事業法人経理との連携も必要です。PFPでは業務オペレーションの大半を担当しているため内部統制に及ぼす影響も大きく、ひいては事業法人の社会的信用にも直結するため、業務の日常的なモニタリングや変化点の把握も重要になります。
あわせて関連法律の理解にも努めています。
また、従業員問合せ対応は、経理職能の大きな課題のひとつです。
現在は昨年導入したAIチャットボットに全社の従業員から来る問い合わせを集約し、そこに経理社員のノウハウをクロス活用することで、問合せ対応時間の削減と知識の蓄積に取り組んでいます。
今後は最新技術を取り入れながら、更に有効性の高い自動化を推進していく予定です。
PFPはマルチ業務担当の導入が進められており、そこで活動することによって他部署の様々なメンバーと接点ができ、業務に活かせる機会が生まれてきます。多様なメンバーと関わることで、自分にはない発想やアイデアを得られ、新たな方向性を発見できることも少なくありません。そういったコミュニケーションが取れることはプラスの環境だと思います。
自分自身の適性も知りながら、「どのような分野・業務で一番活躍できるか、周囲に貢献できるか」を考えながら取り組みを進めていくことは、客観的に自己観照を続けていくことにもつながり、マネジメントスキルも身に付けられると感じています。
答えのない答えを探す楽しみ
私が入社した当時と比べると、PFPは人員や業務規模の拡大が進み、若手社員が中心で活躍する風土が根付いてきたと感じます。経験が浅くてもアイデアや意見を提案すれば、ベテラン社員が耳を傾け、両者が協力して新しい仕組みを作り出す、というサイクルが日常化してきています。
コロナ禍を経て、働き方も変化してきました。出社とリモート勤務を効率よく使い分けるには業務とスケジュールの管理が大切です。PFPではタスク管理ツールを積極的に取り入れており、働きやすい環境も整っています。
PFPの大きなメリットは、パナソニックグループの各事業会社を中心にほぼ全ての事業所の情報が集まるため、全社視点での運用統一や改革の取り組みができることです。個々の事業会社・事業所では解決が難しい課題に対しても全社レベルで大きく舵を切ることができるため、全体の効率化・課題の早期解決に繋がります。
もちろん、事業所により業態ややり方、意見が異なることも事実です。それらを上手く取り入れながら解決策や方向性を探っていく過程にも楽しみがあります。「答えのない答えを探していく」というチャレンジを若手のうちから日々継続できる環境があることは他にはない魅力だと思います。
PFPの役割やミッションには、「普遍的なもの」と「変化しつづけていくもの」の両方があり、まだ見えない未来への期待が持てることに大きなモチベーションやメリットを感じます。それは会社に対してだけでなく、社員自身にとってもワクワク感を持って業務に取り組むベースになっており、やりがいに繋がっていると思います。
前職はホテルリゾート運営会社で経理職を担当しながら、サービス・ホスピタリティ業務全般に従事。
PFPに入社後は経費精算の全社集中部門を担当した後、事業会社の会計業務を担当。
並行して、従業員問合せの全社集約・改善を担当。